<< 気管支炎の疑い | main | 生きてはいる >>

スポンサーサイト

  • 2012.10.13 Saturday
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

一定期間更新がないため広告を表示しています


修羅の門第二門でも、陸奥九十九が陸奥九十九してるのが嬉しい

 ごきげんよう。

修羅の門は凄い好きだから、やっぱり二門でも陸奥ぅ・・・!って言いたくなる感じがいいですよね。


空手の名門・リリアン女学園に道場破りに現れた失われた業の使い手、福沢祐巳、とかいいんじゃないか、とうっかり思ってしまいますよね。

駄目だ、ギャグになるな。

でも、凄い修練を積んだ人間達の戦いというのは、やっぱりいいですよね。

「あれは人間の形をしていても、中身は別だ」

とか、なんだろう、修羅の門は雰囲気と言い回しが良いですよね。

風邪がなおらず一ヶ月、ではでは





追記:

リリアンで、怪我をする生徒が増えているという。
しかし、リリアンに通う乙女だというのに、青あざを作るような怪我をした当人は、転んだ、などとしか言わないという。

何か、まずい事が起きている。

由乃はそう思うのだが、祐巳さんや、薔薇の館のみんなの反応は芳しくなかった。

「由乃さん、気にし過ぎだって」
「そうそう」

なんて。

絶対、絶対なんかおかしい。

そして由乃は夜の薔薇の館でその光景を見ることになったのだ。(めんどいので大幅にはしょった)



リングに立つ祐巳と、生徒の姿を。

薔薇の館に用意されたそのリングの上で、空手着とでもいうのか、格闘家のような格好を姿をした祐巳さんが、前傾姿勢で相手に構えている。周囲には熱い視線を向ける生徒達、祐巳さんに対峙している生徒は、あれは、桂さんだ・・・。

「祐巳さん、あんたが最強だなんて、私は……」

 桂さんが恐ろしく低い姿勢で祐巳さんめがけてタックルをかけた。速い、由乃にはもはや消えて見える。

「認めない!」

「フェイント!?」

 驚きの余り声が出る、セオリーとしてのタックルからの寝技、由乃だけでなく、観客も全員がそう思った、だが桂はその体勢から飛び上がり、回し蹴りを撃ってみせたのだ。
 信じがたい身体能力、タックルを受けるための低い姿勢の祐巳は下がれない、そんな回避不能の祐巳の頭部を桂さんの踵が襲った。

「当たる・・・!」

目の前で繰り広げられる暴力から目を逸らそうとする由乃の前で、祐巳が恐るべき反射神経で体をのけぞった、凄まじい反射速度、よかった、回避した、そう安堵する由乃。

だが、桂は止まらない!!

「二段蹴り・・・!!」

 空中で、更に桂が回転する、もう由乃にもはっきりと分かる、これは血の気の多い学生が、遊び半分の余興でやっている格闘ごっこなどではない、明らかに修練を積んだ、本物の闘いだ、と。
 
 祐巳が、跳んだ。

 桂の蹴りに会わせて跳躍し、回避しながら回転蹴りを祐巳が繰り出した、のに会わせて、更に桂が回る、三段蹴り、空中にいる一瞬で、人がこれほど動けるのか、翼もない人間が。
 祐巳の足と桂の足が交差し、蹴りが入った、と思った瞬間、空中で祐巳が桂の足を掴んだ、一瞬の早業、人間の動態視力を超えている、空中で縺れ、足を捻り、折ろうとするのを桂が外そうとし、また祐巳が掴む、空中とは思えない一瞬の攻防。

 飛燕十字蔓・・・祐巳が修めた福沢園名流の妙技であった。

 マットの上に落ちた時、祐巳が桂の足を極めた状態でそこにいた、だがその額からは、蹴りを受けた傷による血が流れている。痛々しい姿に目を逸らそうとする由乃の前で、祐巳が笑った。

 「楽しい……よなあ……桂さん」

 にぃ、と笑う祐巳に、足を極められている筈の桂までが笑っている。

 「化け物め・・・楽しいのはお前だけだ」

 ボクン、というような鈍い音がした。
 祐巳が、桂の足の関節を外している・・・!!
 もう見ていられない! そう思う由乃の眼前で、足を外された桂の方が電光石火の速度で動いた、痛みでギブアップするという常識的な想像など、遥かに超えている、足を外した一瞬の隙をこそ、桂は待っていたのだ!
 祐巳が立ち上がろうとする、桂が突撃する、噛み付き、肩の肉を千切る、二人ともスタンディング、だが、マットの上に鮮血の花が咲いた、頭部と、腕からの信じがたい出血、胴着が血に染まっている。
 桂の片足はだらりと垂れ下がり、どう見ても普通のリングなら試合はもう終わっている怪我だ。

 「来いよ」

 祐巳が笑っている。

 「はは・・・そうだよな、どんなに出血しても、お前はギブアップなんかしないよな」

 外れた片足をはめて、認めてやる、と桂が呟いたのが、由乃には見えた。

 祐巳と桂はゆっくりと構え、互いの動きと間合いを計っている。

 「まったく、最高に楽しいじゃないか・・・なあ、祐巳!」
 
 片足の、機動性のないタックル、間合いを外して時間を稼ぐことも出来た筈の祐巳が、前へ出る。

 「祐巳さん!」

 二人が吐息がかかるほどの距離に接近する。
 (そうだよなあ、祐巳さん、時間切れとか、間合いの外で逃げ続けるとか、あんたは選ばない・・・)
 (来いよ、潰してやる、桂・・・)
 噛み付かれた片腕は動かない、祐巳の左手が桂に触れる。
 「来る・・・!」
 観客席の志摩子が叫んだその瞬間。


  ズン


 薔薇の館全体が震えた。
 まるで地震のように。
 戦車砲の発射のように。


 「福沢園名流・・・虎砲」


 「がっ、は」

 桂の口から血が大量に溢れる。
 その目が揺れ、体が震える。

 「俺は、祐巳さんを超えるため、ここまで修行して、人間さえやめて、それでも、倒せないというのか・・・? やっぱり、俺は、勝てないのか、何者にもなれぬまま・・・」
 私の三年間は何だったんだ?
 存在を忘れられ、映画版では存在自体が消え、苗字は出てこない。
「人は・・自分以外のものにはなれない」
 ボコ、と人間の体がたてると思えないような音を立て、祐巳が左手を引いた、桂の胸部が凹んでいる・・・まるで鉄球でも当たったように・・・。

「お前は三年間、他の誰でもない桂を磨いた、それが答えで、誇っていい正解だ」

桂が、ずるずると倒れていく、

「あんた・・・人じゃない・・・くせに・・・やさしいことを言うじゃないか・・・お為ごかしにきまってる」
「優しい奴は、人が磨いた石なんか割らない」
「は・・・まったく・・・だ」

レフリーが叫ぶ

「た、倒れたぁ! か、勝ったのは福沢祐巳!」


凄まじい大歓声が祐巳を包んでいる。

そして、それを見ていた由乃は、体の震えを押さえられないのだった・・・。


 





修羅の門のパクりになっていた。てへぺろ!

スポンサーサイト

  • 2012.10.13 Saturday
  • -
  • 22:50
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

コメント
つまらない
  • .
  • 2011/10/23 12:52 AM
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
calendar
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< August 2017 >>
sponsored links
selected entries
categories
archives
recent comment
recent trackback
recommend
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM